桜井智　ここだけの話

　ラジオの聞き方といっても勿論のこと人それぞれです。ここでは自分が現在の智ちゃんの担当する番組「MARIVE MAGICAL PASSAGE」を聞くときに考えていることを書きますね。
　そもそも智ちゃんは今まで３０分くらいの番組を担当する事が多く、１時間以上の特番をやる事はありましたが、必ずパートナーが居てのことでした。それだけに４時間という番組を担当する時に少しばかり驚きを感じたことを覚えています。智ちゃんは必ずしもフリートークみたいな物が得意ではないという印象を持っているので、できるのかな？という心配があったんですね。
　番組の開始の頃からしばらくは聞ける地域に住んでいなかったので、聞くことは出来なかったのですが、聞けるようになってから始めて聞いた感想は「なんか．．．別人（爆）。」という物でした。

　私事ながら．．．．中学の頃にはじめてラジカセを手に入れてから聞き始めたラジオ。そこから聞こえるトークや曲が今まで自分が目にしてきたテレビというメディアとは違う温かさや面白さにたちまち魅了され虜になっていきました。自分の中でラジオという物が大きな存在になりました。それだけにラジオに対して自分が求めること、基準みたいな物が出来ていきました。

　で、その基準に照らし合わせると智ちゃんのラジオは聞けないんです（爆）。
　ずっと好んで聞いていたのがパーソナリティー性の強い番組が多かったせいでしょう。頭の回転の良さというか、レスポンスの良いパーソナリティというのを求めてしまうんですね。そういう点に関して智ちゃんは弱いと思っています。
　じゃあどするか？　智ちゃんに合わせるんです。
　本来、智ちゃんはフリートークは苦手な方だと思ってます。それでも最近は良くなってはきていますが、それでも上手い人と比べると見劣りというか聞き劣りするんですね（あくまでも私個人の基準という事で）。 　「智ちゃんが喋ってる〜。」とダメダメな人間になりましょう（笑）。そういう視点で聞くと楽しめるんです。毎週放送されるラジオはリアルタイムな智ちゃんを感じることができてそれだけで貴重です。そのことに喜びを感じましょう。

　と書きつつも、他はともかく特にゲストコーナーは正直、聞くのが辛いです。話しが広がらないんですよ。ゲストがトーク上手だと特に露呈するしトークベタなゲストでも困ってしまうんですね。そう困る、トークの上手なゲストの時にゲストが困っているんです。話を広げてくれなくてね。これは普段の智ちゃんの興味の持ち方というのかな、世の中の出来事への関心の度合に依ると思うんです。智ちゃんは自分の趣味的なことのひとつとして、マンウォッチングを上げてますね。喫茶店とかでボーっと人を見ているのが好きとか。たぶんただ見ているだけだと思う。

　智ちゃんがラジオ番組を担当する中で理想と思うのは相方がいる時ですね。誰かしら相方がいる方が智ちゃん自身の喋りも生き生きとしてくるような気がします。智ちゃんの味を引き出してくれる人がいると智ちゃんのボケっぷりが非常に良い感じで出てきます。過去の例をいうと「であいのちゃや」の山口勝平さん、ニッポン放送の荘口アナは良かったですね。
　あ、それと終ってしまいましたが、「ラジオ演劇部」は良かったな〜、またやってくれないかな。